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河東碧梧桐「薪能之句」
Kawahigashi Hekigotou「Haiku Takigi-Noh」
- 品番
- h20
- サイズ
- 16x109 18.5x174.5
- 年代
- 明治~昭和初期 Meiji period~Early Showa period
- 作者
- 河東碧梧桐
- 明治6年(1873)~昭和12年(1937) 俳人・書家。愛媛生れ、7歳の時に漢学者の父から正岡子規を紹介される。翌年、父が創設した学舎に子規も学ぶ。伊予中学で同窓の虚子とはその後も同じ道を歩むが明治36年に対立が表面化。
大正元年に中村不折を中心に六朝書研究の「龍眠会」を結成。 - 価格
- ご売約済み
- 備考
- 笛方の かくれ貌(皃)也 薪能
ふえかたの かくれぼうなり たきぎのう
薪能の季語は仲春。
「かくれ」の文字からぐっと左寄りにへばりついてきて表装を含めるとかなり細長いバランスも面白い。
紙本絹装共箱
薪能の起源は平安時代中期、奈良の興福寺と春日大社で修二会に付随して7日間奉納された能にはじまる。しだいに芸能化して室町時代に薪能と呼ばれるようになる。それも明治に入ると中絶するが戦後に神事ではなく観光行事として再興、平安神宮や鎌倉でも始められ興福寺でも簡略化した行事として5月11、12日に行なわれている。