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山田方谷 七言絶句「小楠家・・」

Yamada Hokoku
品番
k11
サイズ
51x124 64x197
年代
江戸後期~明治前期 Late Edo period~Early Meiji period
作者
山田 方谷
文化2年(1805)~明治10年(1877)幕末期の儒家・陽明学者、備中松山藩士。幼少の頃は恵まれた環境ではなかったが学問に励み、藩主から信頼され藩校の学頭になる。優れた教育者であり、後には藩の財政危機に着手し、藩政改革を成功させる。人柄からは備中聖人と呼ばれる。
価格
ご売約済み
備考
百戦報君併報爺 鎮西又見小楠家 南山草盡北風 急霜菊唯存一朶花

この詩に出てくる「小楠」について

①鎮西(九州)で又見る小楠の家とあるので熊本藩士であった横井小楠を詠んだものなのか。方谷の経歴に「文久2年松山藩主の勝静が外国事務を担当、再び方谷を顧問として江戸に召し出す。福井藩主松平慶永を政事総裁職、8月勝静 福井藩に出仕していた横井小楠に時事に関する意見を聞く。方谷も列席する」とあるので方谷と小楠は直接会った事がある。

②百戦君に報い・・と天皇の為に百戦戦い、南山、北風は南朝北朝の比喩のようにも思え、まさしく天皇家の象徴である一朶の菊の花があるのでやはり小楠公(楠木正行)のことなのだろうか。

紙本絹装合箱

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