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天橋立へお墓参り Amanohashidate

大江山 生野の道のとほければ まだ文もみず天の橋立

平安の昔から多くの人のうたに詠まれた天橋立。雪舟や蕪村の橋立図も有名。母は天橋立の旅館の生まれで、久しぶりにお墓参りをしたいというので息子家族も一緒に親戚宅を訪れた。満92歳で少し足が痛いのでお墓まで歩けるかと思っていたが、墓参り後はリフトに乗ってビューランドに行ったり、海水浴の海岸にもついて来たりとこの日は驚くほど元気だった。

春の海 終日(ひねもす)のたり のたりかな

蕪村が与謝の海で詠んだとされるうた。与謝の海は宮津湾の天橋立で仕切られた内海のことで、従妹夫婦のブドウ畑やワイナリーがあるところ。ここのレストランからは真横からの天橋立が見える。

知恩寺は臨済宗のお寺で、慶長4年に烏丸光廣らが細川幽斎のもとを訪ねた折に知恩院で詠んだ和歌短冊も残っている。子供の頃の夏休みは露店で売っている桃の熟れた香をかぎながら知恩院の大好きな地獄絵図を見て、毎日のように従妹たちと海で泳いで過ごした。たぶん10日間か2週間位は従妹の旅館の子のように過ごしていた。

今回お昼に食べた「ちとせ茶屋」の宮津ちくわ天と蕎麦はとても美味しかった。伊根の蕎麦粉らしい。「ワイナリー」のソフトクリームも美味しかったが、「龍頭の松」の赤ワイン塩のかかったソフトクリームも食べたかったなあ。今度は「カフェドパン」のサンドイッチも食べたいが宿泊してワインと地元料理もゆっくり味わいたい・・。「千歳」という歴史ある旅館を従妹夫婦が素晴らしいワインとお料理と温泉の宿にリニューアルしています。

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