京都市の寺町通りの今出川通りと丸太町通りの中間くらいに位置する浄土宗本山の一つ「清浄華院しょうじょうけいん」。こちらが山科言継やましなときつぐ公の墓所とは露知らなかった。私はある時から織田信長公に関心を持ち、その関係で調べものをしている時に日記「言継卿記」というものをよく目にするようになった。谷口克広さん著「信長の親衛隊」には言継が朝廷と信長の交渉役として生き生きと描かれていたので余計に身近な名前になっていたと思う。数年前の書画の会で念願の言継卿の和歌詠草を落札する事も出来た。そしていつもの事だけれど、この写真の石碑に気付いたのが昨日の事。清浄華院のこの場所は私の通勤路で、T字路の突き当りなので必ず一旦停止してから右折する。ちょうどその突き当りがお寺の門でその前に石碑が立っていた。本当になぜ今まで気付かなかったのか・・。近いうちにお墓に参ろうと思っている。

清浄華院　　　谷口克広　　信長の親衛隊