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藤袴

 

毎年10月頃になると藤袴愛好会の方が沢山の鉢を寺町通りや神社に並べて下さる。

「原産は中国とも言われるが、万葉の昔から日本人に親しまれてきた。8-10月、散房状に淡い紫紅色の小さな花をつける。」とWikipediaにあるように、万葉集や源氏物語にもその名前が出てくる。準絶滅危惧種になっているので、このような運動があるのかもしれない。こんなことを言うと何だけど、花もぼやーっとしているし、プラスチックの鉢で並んでいるとどうも風情が感じられない。昔のように河原に群生している中を蝶々があちらこちらを飛んでいる様が、藤袴には似合うと思う。下御霊神社の藤袴にも沢山の蝶が飛んできていていた。オレンジ色のはヒメアカタテハというらしい。どこから飛んできたのか・・。幼虫ごと鉢が持ち込まれたのか・・。

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