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西田幾多郎展 於京大文書館
少し前になるが京都大学という近くて遠い大学に生れて初めて行った。哲学の道が有名になった西田幾多郎に関する展覧会をやっているとインスタで知ったので。その頃、西田幾多郎直筆の漢詩を持っていたので実際は殆ど知らない西田哲学や西田幾多郎という人の事が知りたくて、それと京大総長カレーを食べてみたかったので。西田先生と総長カレーの画像を並列して載せるのが憚られながらも私の知識はその程度・・。
禅に興味があった若い頃に初めて手にした本が、西田幾多郎と金沢で同級生だったという鈴木大拙による一般人向けの本だった。鈴木大拙は禅の本質を欧米人にも理解できるように何度も渡米・渡欧して講演活動をした。やはり若い頃に読んだカルロス・カスタネダの本は呪術師の教えを欧米的に理解しようとするアメリカ人の青年の話だったが、欧米的理解では理解できないという事だったのを思い出した。頭の考えを止めた時に感じられる何か・・。